年2回のオープンインターネットの動向レビュー
プレミアムインターネットの台頭をハイライトし、広告主が評価する
オープンインターネットパブリッシャー上位100社のリストを掲載した新レポートを発表
グローバルアドテクノロジー企業であるThe Trade Desk(本社:米国カリフォルニア州、CEO:ジェフ・グリーン)はこの度、年2回実施されるオープンインターネット[1]における広告トレンドを評価する「セラーズ・アンド・パブリッシャーズ・レポート(The Sellers and Publishers Report)」を発表しました。オープンインターネット上の1,500万回超の広告機会を評価するThe Trade Deskのデータによると、主要デジタルパブリッシャー500社は、オープンインターネットの広告収益の約50%を占めており、これらのパブリッシャーは、広告品質、ビューアビリティ、リーチ、運用における意思決定力、サプライパスの効率化といった重要な要素に重点を置いていることから、広告主から高く評価されています。
同レポートによると、消費者は現在オンライン利用時間の61%をオープンインターネットに費やしているのに対し、39%を大手テクノロジー企業であるウォールドガーデンに費やしています。これは消費者のオンラインの利用時間の大半がウォールドガーデンに時間を使っていた2014年から逆転したということになります。この変化は、現在、平均的な米国人の1日の消費時間のほぼ5時間を占めているストリーミングTVとデジタルオーディオの急速な発展の結果によるものです。
The Trade DeskのCEO兼創業者であるジェフ・グリーンは「オープンインターネットは転換期を迎えています。 2022年には、FacebookとGoogleのデジタル広告費全体に占める割合は、過去10年で初めて半分を下回り、この傾向は2023年にも加速しました。これは消費者が大半の時間を大手テクノロジー企業であるウォールドガーデンの外で費やすようになり、オープンインターネットを好む傾向が強まっているからです。これには、最新のハリウッド映画や人気のテレビ番組、ストリーミングオーディオ、スポーツの生中継、ジャーナリズムを支援する信頼度の高いニュースサイトが含まれています。実際に米国では2019年以降、コネクテッドTV(CTV)とデジタルオーディオコンテンツに費やす1日あたりの時間は倍増しています 。このようなプレミアムインターネットコンテンツは、消費者の注目を集めるだけでなく、広告主にとっても非常に魅力的なコンテンツです。」と述べています。
本レポートでは、オープンインターネットの価値を紹介するために、動画ストリーミングサービス、オーディオ、ポッドキャストプラットフォーム、人気のニュース・ライフスタイル・スポーツのサイトなど、世界中の主要な広告パブリッシャー100社をピックアップしています。このリストは、広告主にとって重要な各指標に基づいて作成され、デジタル広告データのリーディングカンパニーであるSincera社との提携により実施されました。
「セラーズ・アンド・パブリッシャーズ・レポート」(英語版のみ提供): プレミアム・インターネットの台頭とベスト・オブ・オープンインターネット・リストをご覧になりたい方は、The Trade Deskのウェブサイトのこちらからご覧ください。
【The Trade Deskについて】
The Trade Deskは広告バイヤーを支援するテクノロジー企業です。広告バイヤーはThe Trade Deskのセルフサービス型クラウドベースのプラットフォームを通じて、広告フォーマット全般にわたり、PC、モバイル、コネクテッドTVなど多数のデバイス上で、デジタル広告キャンペーンを作成、管理、最適化できます。主要なデータパートナー、インベントリパートナー、パブリッシャーパートナーと接続することでリーチと運用効率を確実に最大化し、またEnterprise™ APIによりプラットフォームのカスタマイズが可能です。The Trade Deskは米国カリフォルニア州ベンチュラに本社を置き、米国、欧州、アジアにオフィスを構えています。The Trade Deskに関する詳細はhttps://www.thetradedesk.com/jpまたはFacebook、Twitter、LinkedIn、YouTubeをご参照ください。